もしかしたら父も発達障害なのだろうか?(ふゆき)

(管理人より)仕事が上手くいかず、大人になって発達障害と診断される。のふゆきさんがお父さまのことを書いてくださいました。

※現在“アスペルガー症候群”という障害名は自閉スペクトラム症”に統合され、正式には使われなくなっています。

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もしかしたら父も発達障害?

アスペルガー症候群は発達障害の1つですが、『発達障害』は他にも注意欠陥多動性障害(ADHD)、広汎性発達障害(PPD、アスペルガーはこの中に分類される)、学習障害(LD)等様々なものがあります。

同じアスペルガー症候群と診断を受けた人でも人それぞれ性格も違いますし、私のようにADHDとLDとアスペルガーの混合要素を持っている場合もあり、はっきりと『アスペルガーだ』『ADHDだ』と判断がしづらい気がします。

父の場合

私の父の場合はアスペルガー的要素が多い上、パーソナリティ障害(昔は一般的に人格障害と呼んでいた)のようでもあります。

しかし正式に診断されたわけではありません。発達障害ではないかと自分でも感じているものの、、本で調べようとか専門医を探そうなどとは思わないようです…。

昔から父は潔癖症で、靴やスリッパ、タオルがずれている、床のザラつきなどが許せない。それらを私や他の家族ががきちんとしていないと、すぐ怒ったり不機嫌になり、いつもそういった些細な事で、家全体の空気が悪くなる…子供の頃はその繰り返しの日々でした。

ただ『汚い』と言う理由で、家族の大切にしている本や人形やオーディオなどあらゆる物を父に勝手に処分されました。父の理不尽な行いに関し反論すると逆ギレされ、怒鳴られるので、怖くて何も言う事ができませんでした。

また父は、自分の感じている状況を、上手く人に伝える事ができない為、平気で1か月ほど家族の誰とも口を利かない。私達に対し怒っているのか、仕事上のトラブルのせいなのか全く不明でしたが、嫌な事をずっと引きずるので、そういう時は一段と、家中の空気が暗く、重くなっていました。

会社員ではなく、特殊な職業に就ていたのですが、家に来る初対面の人には一方的に、延々と自分の仕事の話をしていたのが印象に残っています。会話のキャッチボールができず、自分の話ばかりにとらわれ、他人は退屈していてもそれに気付かない。それに、何に対しても好きか嫌いか。『黒か白か』思考なのです。

自分が一体何者なのかを知ることは大事

80年代〜90年代、当時は誰も発達障害なんて知らない世の中でしたし、父に振り回される私達家族は常にストレスを感じていました。私は大人になり発達障害とは脳機能の問題と知りましたが、では父の場合、主に脳のどこに問題があるのだろう…。

最近、脳科学の本の前頭葉の機能が低下するとどうなるのか?という記述に、言いたい事を上手く伝えられない・同じ相手に同じ話を繰り返し言ってしまう・全体を考える事が苦手で細部ばかり固執しがちになる・融通が利かない・時事的な物や流行に疎くなる等。…まるでうちの父ではないか!と驚きました。

脳科学に関する書籍も、発達障害とは何かを知る上でのいいヒントになります。発達障害ならば『自分が一体何者なのか』を知る、そして自分と上手く付き合う方法を探して行く、という事は大事だと思っています。

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