いつの日か自閉症も普通に受け入れてもらえる世の中に(はなてらす)

私の長男は現在16歳。広汎性発達障害(自閉症)です。

妊娠中も出産後も問題なく元気に育ちました。赤ちゃん期から幼児期は手のかからない子だなぁという印象で、発達のゆっくりした子供だと思ってました。

あれ?なんかおかしいぞとなったきっかけは2歳を過ぎても言葉が出ないことでした。市の保健相談に行くと「男の子だしオクテなのかも。様子を見ましょう。」と言われ1年様子見。保育園入園を控えてもまだ喋らないので今度は児童相談所へ。そこでも「発達は個人差があるから大丈夫ですよ」と言われただけでした。

保育園に入ると他の子との差は歴然です。喋れない、友達と遊べない、みんなが出来ることが何ひとつ出来ないのです。その後も再度児童相談所へ行ったり言語聴覚士さんに相談しましたが障害かもとは言われなかったので私も呑気にしていたのでした。

5歳になりさすがに発達の遅れとは思えず有名な小児医療センターを受診し、そこで初めて自閉症と診断されました。
それからは保育園や学校の先生に障害について説明し、どのように接してほしいか、何が苦手かを知ってもらうよう努めました。

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わがままではない、本人が一番辛い

殆どの方は障害を理解し接し方を工夫してくれましたが、なかには「出来ないのは甘えだ。がんばればなんとかなる!」と出来ないことを無理矢理させる先生もいました。

自閉症の人が持つ苦手さは決して我儘ではなく本人が一番辛く感じていることです。それをわかってほしいですが、集団生活の中で迷惑をかけているという引け目もあり「そういう接し方はしないでほしい」と言えずにいました。

あとは反対に「この子は障害があって可哀想。好きなことをしててもいいよ」という特別扱い。これにも困りました。

今は自閉症の理解も拡がりそんなことはないと思いますが、あの頃は障害の説明にかなりの労力と気遣いをしました。

特別ではなく普通に受け止めて

近所やママ友など回りの人にはできるだけ障害のことを話すようにしましたが、反応に困るのか気まずくなってしまうことも多々ありました。聞いてはいけないことを聞いちゃったみたいな反応をされると辛かったです。

普通に「そうなの?それってどんな障害?治るの?」とストレートに聞いてくれる人の方が答え易くて助かりました。

現在息子はずいぶん成長し出来ることも増えましたが、それでも普通の人から見れば「変な奴」だと思います。でもそれを否定せず「彼は自閉症なんだな」とサラッと受けとめてくれることが私の理想です。

メガネをかけてる人を見ておかしいと思う人っていませんよね。
それと同じようにいつか自閉症も普通に受け入れてもらえる世の中になってほしいと心から願ってます。

はなてらす

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